中国の商務部流通業発展司は昨年12月28日、2020年12月の木材市場価格指数(TPI:China Timber Price Index)を発表した。その概要は以下のとおり。
2020年12月の木材市場総合TPIは114.2にのぼり、前月比が2.4%上昇、前年同月が4.8%下落した。国産材のTPIは102.6であり、前月、前年同月と比べてそれぞれ4.8%、6.0%上昇した。輸入材のTPIは122.4であり、前月比がわずか0.6%上昇したが、前年同月比が12.5%へと大幅に下落した。
国産材をみると、原木のTPIは87.3となり、前月、前年同月と比べてそれぞれ4.3%、6.3%上昇した。製材品のTPIは125.5となり、前月、前年同月と比べてそれぞれ5.6%、5.4%上昇した。
一方、輸入原木のTPIは135.2であり、前月比が0.9%上昇したが、前年同月と比べて10.7%下落した。製材品のTPIは103.3であり、前月比がわずか0.3%上昇したが、前年同月比が15.2%へと大幅に下落した。