インドの木材産業の概況
(2020年9月現在)

概況

産業用木材の需要

インドの森林調査では、2017年の木材総需要量は約8,350万m3であり、供給量の内訳は、アグロフォレストリーから7,450万m3、政府所有林から300万m3、輸入木材600万m3と推定している。

このうち産業用木材の需要は5,700万m3と推定されており、アグロフォレストリーから生産される木材は、産業用木材の主要な供給源(約90%)となっている。

なお、アグロフォレストリーからは、産業用木材需要をはるかに超える生産量があり、アグロフォレストリーベースの産業を設立することが喫緊の課題となっている。