2019年第二四半期の国産材生産量は収穫伐採、樹種更新伐採及び被害木伐採などの減少で前年同期(669千m3)より5.8%減少し、630千m3となった。
内訳をみると、収穫伐採が276千m3と前年同期比で16.9%増加、樹種更新伐採が107千m3と35.2%増加したが、林地専用伐採は89千m3と前年同期比19.6%減少した。
第三四半期の国産材生産量は国内建設景気の沈滞に伴って原木需要は前年同期比で5.2%減少し、660千m3程度になることが予想されている。
建設景気及び輸出景気の沈滞に伴う製材需要の減少で、2019年第二四半期の原木輸入量は前年同期比で12.0%減少し、669千m3となった。輸入元は主にニュージーランドで、
前年同期(578千m3)より16.5%減少し、483千m3となった。
2019年第三四半期及び第四四半期の原木輸入量は、それぞれ、前年同期比で9.4%、10.0%減少し、626千m3、730千m3となることが予想されている。