木材利用相談Q&A 100
住宅 - 品確法に関する利用相談
Q83 | 耐久性の高い等級3の家をスギで建てるにはどうしたらよいでしょうか。スギでは無理ですか? |
住宅の性能表示のなかでも関心の高い耐久性にかかわる項目“劣化の軽減”で、最も高い等級3に格付けられるためには、さまざまなハードルがありますが、もちろん日本の木ともいうべきスギによる家は可能です。 1)平成12年7月に告示された評価方法基準の“劣化の軽減”では、木造住宅が等級3に格付けられる基準について、a.外壁の軸組み等、b.土台、c.浴室及び脱衣室、d.地盤、e.基礎、f.床下、g.小屋裏、h.構造部材等、に分けて示されています。 2)スギは構造用製材規格等に規定する耐久性区分D1の樹種の一つなので、要件を満たすことができるはずです。 なお、評価は、設計図書と評価基準を照合するいわば書類審査と、基礎配筋工事の完了時から始まって竣工時まで、併せて4回の現場検査によってなされます。 |
Q82 | マイホームを計画中です。“品確法”で何が変わりますか?また、どんな点に注意すればいいですか? |
Q83 | 耐久性の高い等級3の家をスギで建てるにはどうしたらよいでしょうか。スギでは無理ですか? |
Q84 | 新築したばかりの家です。居間の巾木に小さい穴があいて、周辺に白い粉が落ちています。瑕疵保証は新築のすべての家が対象と聞いたので、工務店に無償で交換等を要求できますか? |