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木材利用相談Q&A 100

住宅 - 乾燥材に関する利用相談

住宅 - 乾燥材
Q41 長雨にたたられ現場で資材が濡れてしまいました。どうしたらよいでしょうか?

建築資材を屋外に置くときは、濡れることのないように覆いをしておくことが望まれます。不幸にして濡れた場合、製材品では、表面がある程度濡れているような状態のときは、内部の含水率はそれほど上がっていませんので建前の前後の施工期間中にほぼ乾燥してしまい、まず問題はありません。
長期間でかなり内部まで含水率が高くなったときは、現場で桟積し、元の状態まで乾燥してから使用することが望まれます。気温の高い時期では部分的にかびが発生し変色することもありますが、腐朽と違ってかびは表面だけなので、材が乾燥すればとくに問題はないでしょう。したがって、将来構造的に問題になることもないでしょう。
関連した特異な問題で、建設中壁面に施行した保温材(グラスウールなど)まで濡れるようなことが起きたときは、工事を中断して十分乾いてから再開することが必要です。

住宅 - 乾燥材
Q40 いままで住宅に人工乾燥材を使わなくても特に問題になりませんでした。いまなぜ経費のかかる人工乾燥材を使わなくてはならないのでしょうか?
Q41 長雨にたたられ現場で資材が濡れてしまいました。どうしたらよいでしょうか?
Q42 木材の性質は生材と乾燥材では相当違うそうですが、水分(含水率)と強度の関係はどうでしょうか?
Q43 木造住宅の性能向上のために乾燥材の利用が望ましいといわれますが、乾燥材はどこで入手できますか?
Q44 木材の人工乾燥の方式、主な乾燥装置と特徴、メーカー、価格を教えて下さい。
Q45 建築に使われるスギ、ヒノキ、ベイツガ材の標準的な乾燥所要日数と経費の目安を教えて下さい。
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